近年では離婚する人が増えている一方で、再婚する人も増えています。
ライフスタイルが多様化する中で、結婚観が拡がってきているんですね。
『再婚を考えているけど、結婚適齢期の相手との再婚は難しいのかな?』
離婚後、新たな生活をスタートさせたものの、次の幸せを意識しつつも引け目を感じている人も多いのではないでしょうか?
実は離婚経験のある人が再婚する場合、男女ともに年下と再婚するケースが多いんです。
今回は再婚時の再婚相手との年齢差について説明します。
- 再婚-初婚と再婚同士の割合
- 男女別の再婚相手との年齢差
再婚相手は初婚である割合が約64%
平成28年度 人口動態特殊調査「婚姻に関する統計」によると、再婚に関しては次のような統計結果があります。
- 夫再婚-妻初婚:10.0%
- 夫初婚-妻再婚:7.1%
- 夫妻ともに再婚:9.7%
平成27年のデータを抜粋
全体の割合で言えば、再婚相手が初婚である割合は約64%です。
再婚する場合、相手も再婚であるというケースよりも初婚であるケースの方が多いということですね。
再婚するときは男女ともに年下と再婚する
一般的なイメージとして、夫婦の年齢差は、夫の方が年上というイメージを抱いている人が多いのではないでしょうか?
実際に婚姻時の平均年齢を比較した場合、夫婦ともに初婚の場合、夫の方が1~2歳高い傾向にあります。
ただしこれはあくまで夫婦ともに初婚に限った話で、再婚になると話は変わってきます。

上のグラフは婚姻時の夫婦の年齢差を示したグラフです。
1975年~2015年までの年次推移を表していて、多少の増減があるものの、各年代に共通していることがあります。
それは次の2点です。
- 夫再婚-妻初婚の年齢差は、夫婦ともに初婚よりも大きい
- 夫初婚-妻再婚の年齢差は、夫婦ともに初婚よりも小さくマイナス
これはどういうことかというと
- 男性は前妻よりも年下と再婚する
- 女性は年下男性と再婚する
ということです。
個人的には年齢なんてものは、ただの数字であり、人の魅力を評価するものではないとは思いますが、それでも年齢を気にする人は少なからずいます。
それにも関わらず、より年下の相手と再婚している人が多いという事実は、離婚経験者にとっては少しは励みになるのではないでしょうか?
まとめ
厚生労働省の統計資料によると、男女ともに年下と再婚するケースが多いと言えます。
結婚観が多様化する中で、離婚や再婚を経験する人も今後増えてくると思います。
しかし、もし離婚したからと言って、引け目を感じる必要はありません。
たとえ最初の結婚で上手くいかなかったとしても、何が悪かったのか、自分に足りなかったことは何なのかをしっかりと反省し学ぶことができれば、それもあなたの魅力の一つになります。